妊娠中にDHAの摂取が推奨されているワケ

妊娠中に摂取したほうがいいと言われる栄養素「DHA」っていったいなんのか?なぜDHAを摂取したほうが良いのか?その理由が分からないという方も多いでしょう。

今回は、妊娠中にDHAを摂取すると、赤ちゃんにどんな影響があるのかをご紹介したいと思います。

そもそもDHAってなに?

DHAというのは、ドコサヘキサエン酸の略です。オメガ3脂肪酸の一種で、青魚にたくさん含まれている栄養素です。

このDHAというのは、体の中で生成される栄養素ではありません。ですから、食べ物から摂取する必要があります。ママはもちろん、お腹の中の赤ちゃんにもとても良い効果を与えてくれる栄養素です。

妊娠中にDHAを摂取すると良い理由

子供にも大人にもとても良い効果を与えてくれるDHAですが、妊娠中から摂取すると良いと言われています。

特に妊娠初期は胎児の器官が形成される時期なので、DHAをたくさん摂取して正常に形成されるようにするといいでしょう。それでは、妊娠中にDHAを摂取した時のメリットをご紹介しましょう。

早産のリスクを軽減する

アメリカの大学医療センターの研究によれば、DHAを多く摂取していた妊婦さんは、妊娠34週未満で生まれる早産率が大幅に低くなったことがわかりました。

喘息のリスクが軽減される

カナダの大学の研究によれば、妊娠24週から出産までの間、オメガ3脂肪酸のサプリを摂取した妊婦さんから生まれた子供は、喘息のリスクが3分の1にまで低下したという事が分かっています。

妊娠中のDHAの推奨摂取量は?

DHAが優れた効果を発揮してくれることが分かったので、今度はどのくらい摂取すればいいのかをご紹介しましょう。

妊婦さんは1日に1.8gのDHAを摂取するのが良いと厚生労働省が発表をしています。1.8gというのは、焼きさんま1匹、焼きイワシ2匹、刺身の本マグロのトロ2分の1枚、ブリ1切くらいで、各々摂取ができます。

妊娠中にDHAを摂取する方法

妊娠中は胎児に栄養を送っていますので、妊婦さんが自分でDHAを摂取しなければいけません。ただ、青魚を加熱するとDHAが減ってしまいますので、煮魚などにして煮汁も一緒に食べると、効率的にDHAを摂取することができます。

ほかにも、サバの水煮などの魚の缶詰を食べると、DHAがたっぷりと含まれていますので、効率的に摂取することができます。

妊娠中は魚に注意!?魚介類の食べ方とメチル水銀について

サプリでDHAを摂取してもいい?

妊娠中は体調の変化などもありますので、思うように食べられない時期も出てきます。そう言った場合には、サプリでDHAを補うのも1つの方法です。

最近では、妊婦さんに特化した、葉酸にDHAがプラスされているサプリも販売されていますので、不足しがちな栄養素と一緒になっているDHAサプリもオススメです。

妊娠中からDHAを摂取すれば、赤ちゃんの脳を発達させ早産のリスクや喘息のリスクも軽減されるので、是非とも積極的に摂取していただければと思います。青魚が苦手な人は、サプリで補ってみてください!

妊婦が魚を食べると「子供の発達に好影響」という研究結果