妊娠時期(初期・中期・後期)別の食生活のポイント

妊娠中はお腹の赤ちゃんに栄養をしっかりと与えることが重要です。ですから、ママの食事というのはとても大事なものとなります。

1日3食規則正しく食事をとることはもちろんですが、バランスの良い食事内容も大切です。それから、赤ちゃんが成長していくのに合わせて、ママが摂取すべき栄養素も変わっていきます。

そこで今回は、妊娠初期・中期・後期の3つに分けて正しい食生活について、ご紹介したいと思います。

妊娠初期

妊娠から15週目までを妊娠初期といいます。この期間は、悪阻が始まってしまうのでママの体はとても辛い状態になっているでしょう。吐き気が出ると、食事をすることができなくなるママもたくさんいます。

そこで、妊娠初期は1日3食規則正しく食べることは意識せずに、食べられる時に食べるようにしてください。そして食べたいものを少しでもいいので口に入れるようにするといいでしょう。

お腹の赤ちゃんは、成長の初期段階なのでまだそこまで多くの栄養素は必要ありません。ですから、少しずつ食事をしても赤ちゃんが栄養不足になることはありませんので安心してください。

食べたいと思った時があれば、すぐに食べるようにしてください。この時期は1日に1750カロリーを摂取していただきたいのですが、それを考えすぎて無理をするのであれば、多少足りなくても無理をしないほうがいいです。

乳製品、牛肉、豚肉、鶏レバーはタンパク質・カルシウム・鉄分を摂取できるので、とてもおススメです。ビタミンCは鉄分の吸収をサポートしてくれますし、ビタミンDはカルシウムの吸収をサポートしてくれるので、一緒に摂取できれば理想的です。

妊娠中期

妊娠16週から27週までを妊娠中期といいます。この期間は安定期に入るので、悪阻が治まるままが多くなります。そして精神的にも安定して、赤ちゃんの胎動が分かるようになります。聴覚・味覚・嗅覚といった神経も発達していく時期です。

ママは悪阻から解放されるので、急に食欲が沸いてでてきます。なので、食べ過ぎてしまうママが多いのですが、この時にこそバランスの良い食生活を送るように心がけていただきたいのです。赤ちゃんが1番成長する時期なので、しっかりと必要な栄養素を摂取して、食べ過ぎないように注意しましょう。

妊娠中期は食べすぎによる肥満を避けるために、規則正しい食生活を送ります。1日1950カロリーを目標にしましょう。魚や野菜を中心にして、カロリーが低いメニューを選びます。そして、カロリーの低いものから順番にじっくりと時間をかけて、よく噛んで食べるようにしましょう。

果物やお菓子を食べすぎると、糖分を過剰に摂取することになるので、気を付けてください。

妊娠後期

妊娠後期は28週目以降のことをいいます。この頃はお腹も大きくなってきて、赤ちゃんの活動も活発になります。

赤ちゃんの内臓や神経もほとんど出来上がってきて、身長50㎝体重3000gにまで大きくなります。子宮が大きくなって胃が圧迫されるので、食事をしてもママはすぐにお腹がいっぱいになります。

ただ、36週を過ぎると赤ちゃんが下に降りてくるので、少しずつ食欲が戻ってきますので、不安にならなくて大丈夫です。妊娠後期は塩分の取り過ぎやカロリーの過剰摂取に注意をしてください。塩分を控えて薄味の食事を食べるようにしましょう。

妊娠後期になると赤ちゃんの成長と共に必要な栄養素が増えてきますので、バランス良く栄養を摂取する必要があります。1日2150カロリーを目標にしてください。栄養価が高い胚芽米・玄米などを摂取するのもおススメです。

カルシウム・タンパク質・鉄分を多く摂取して、赤ちゃんの成長を最後までサポートしていきましょう。ちなみに胃が圧迫されて苦しい、食欲が出ないという場合には、1日3食ということに固執せずに、数回にわけて食べられる時に必要な栄養素を摂取するようにしてみてください。

妊娠初期から後期まで、それぞれにあった食生活をご紹介してきました。全体を通して言えるのは、塩分や糖分の過剰摂取に気を付けることと、カロリーオーバーに気を付けることですね。あとは、それぞれにあった細かい部分を参考にして食生活を考えていきましょう!